血圧は低ければ低いほどいいのか?

このサイトはテーマでは、
高血圧についての話題ばかり取り扱っていますが、

 

「じゃあ低血圧=健康な状態ということで、
血圧が低い分にはまったく問題がないのか」

 

というと、そうでもありません。

 

血圧が低すぎるのも、健康上あまりよくないことなのです。

 

血圧が低すぎることの問題点

低血圧と呼ばれるのはどのくらいの数値なのかというと・・・
世界保健機関(WHO)の基準では

 

最高血圧100以下・最低血圧60以下の状態を指します。

 

ただ、基本的には、
「これより10ほど数値が低い程度の低血圧がずっと続いている」
というぐらいなら、それほど大きな問題になることはそうそうありません。

 

しかし、これが「最高血圧が80を下回る」というような状態になると、
ちょっと低すぎで、体にも問題が出てくるケースが多くなります。

 

低血圧のおもな症状としては、

 

  • 頭痛
  • めまい
  • 立ちくらみ
  • 体のだるさ
  • 寝起きの悪さ

 

などが特に多いですが、これだけ見ると
「そんなに大した症状じゃない」と思われるかもしれませんね。

 

しかし、甘く見てはいけません。
実は、低血圧によって一番被害を受けるのは、脳なのです。

 

低血圧というのは、簡単に言えば
心臓から全身に血液を送るためのポンプが力不足になっている状態。
つまり、体のすみずみまで血液を行き渡らせることが難しい状態になっていると言えます。

 

だからこそ、ひどい低血圧の人の場合
「人体の頂点にある脳に十分な血液を送ることができず、
血液が運ぶ酸素や栄養も不足状態となる」という現象が起こるのです。

 

低血圧の代表的な症状は、
「十分な血液をもらえない脳が貧血状態になっている」と言えるんですよ。

 

ですから「高いよりはいい」と安心しすぎず、
最高80を切るようなレベルの低血圧の人は、一度医師の診断を仰ぐことをおすすめします。

 

普段、正常血圧や高血圧の人の血圧が下がるのは危険

というわけで、低血圧については「低すぎるのも問題」という結論になります。

 

さらに、「普段正常血圧や高血圧の人が、何らかの理由で血圧が急に下がる
」というタイプのものは非常に危険です。

 

まず、血圧が急激に下がったことのウラには、
何らかの病気が隠れている可能性が高いですし、
「普段正常血圧や高血圧に慣れた体が、いきなりの血圧低下でショック症状を起こす」
というリスクも出てきますよ。

 

こうして見ると、高血圧ほどの危険性は表立って指摘されていないものの、
低血圧も決して良いものではない、ということが分かりますね。

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