「高血圧には魚を食べるのがいい!」と聞くけどその注意点は?

「高血圧対策には魚を食べるのがいい」
という話はよく見聞きしますよね。

 

確かに、魚はとてもすぐれた食べ物です。

 

魚の油には、中性脂肪値を下げてサラサラ血液をもたらし、
血圧コントロールに役立つと言われるDHAやEPAが豊富ですし、
良質なたんぱく質もたっぷり含まれているので、栄養価の点でも高評価。

 

しかし、魚を食べる際には、ちょっとした注意点があります。

 

古い魚は害になる!?

高血圧対策に魚を食べる際に、
一番気をつけたいのが「古い魚を食べないこと」です。

 

必ず、新鮮なものを食べるようにしましょう。

 

なぜかというと、実は魚の油に含まれるDHAやEPAは、
非常に酸化しやすく、しかも酸化してしまうと、
体にいいどころかむしろ害になってしまうことさえあるからです。

 

そして何より怖いのは
「魚の油の酸化は、たとえ冷凍していても進行する」ということです。

 

業務用の「マイナス30℃クラス」の冷凍状態でなら、
半年たっても大丈夫と言われていますが、

 

家庭用の冷凍庫の場合、そんな低温冷凍は無理ですし、
何より「開け閉めによる温度の変化」もありますので、
油の酸化が早まってしまう可能性が高いのです。

 

「脱酸素剤を入れた袋で密閉」など、
完全な酸素遮断措置がとられていれば酸化はぐっと抑えられますが、
そこまでの対処は難しいでしょう。

 

つまり「見切り品ではなく新鮮な魚を買い、買ったらすぐに食べる」
というのが大切だというわけです。

 

DHAやEPA値が高いのは?

さて、魚の油に含まれるDHAやEPAによる恩恵を受けるためには、
「DHAやEPAの含有量が多い魚を選ぶ」ということも大切です。

 

DHA・EPAの含有量が多い魚としては、

 

  • まぐろのトロ部分
  • ぶり
  • サバ
  • サンマ

 

などが挙げられます。

 

また、サバの水煮缶はHA・EPAがとても豊富ですし、
缶詰だから「開けるまでは酸化のリスクがほとんどない」
という大きなメリットもありますのでおすすめですよ。

 

塩分には注意しよう

 

新鮮な魚は、血圧対策にとてもいい食品だと言えますが、
「魚料理の塩分」にはちょっと注意が必要です。

 

塩鮭などは見るからに塩分が多いのが分かりますが、
煮魚も意外と塩分が多いので気をつけましょう。

 

おすすめは
「塩を使っていない焼き魚に、しょう油ではなくポン酢を軽くかける」
というもの。ポン酢はしょう油と比べると塩分が半分程度なので、
同じ量をかけても減塩できる、というわけです。

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