血圧対策のための「トクホ」利用

血圧対策のための健康食品やサプリなどを見ると、かなり数多くの種類が出回っていますが、できることなら「効能にそれなりの根拠があるもの」を選びたいものです。

 

その目安になるのが、「トクホ」の略称で知られる、特定保健用食品です。

 

トクホとその他の健康食品・サプリとの違い

 

トクホの特徴は何といっても、「国の審査を受けた上で、特定の目的に対して、科学的に有用性が認められている」という点。たとえば「血圧が高めの方に適する」記されたトクホについては、飲食しても血圧が上がりにくい、あるいは下げるという効能が期待できるというわけなのです。

 

これに対して、トクホの認定を受けていないその他の健康食品やサプリは、その効能についてもあくまで「メーカーによる自己宣伝」としかみなされないため、具体的な効能等を商品パッケージに記したりすることは法律で禁止されています。
トクホ認定を受けていなければ、本当はパッケージどころか宣伝でも効能をうたってはいけないのですが、「会員専用ページや郵送パンフレットなど、公的機関の目が届きにくいところ」では効能を記すというやり方をしているケースも少なくありません。

 

ですがそうしたまぎらわしい健康食品やサプリがあっても、それらとトクホとの見分け方は実はとても簡単。トクホに認定された商品は、パッケージや容器等に「消費者庁許可 特定保健用食品」と書かれたマークがついています。人がバンザイをして立っているようなシルエットがありますので、分かりやすいですよ。

 

「血圧が高めの方に適する」と記されたトクホ商品にはどんなものがあるか知りたい人は「独立行政法人 国立健康・栄養研究所」のホームページに行き、「特定保健用食品の製品情報」を見るといいですよ。ここに、「『血圧が高めの方に適する』表示をした食品」の一覧があります。

 

トクホの限界

 

さて、「血圧が高めの方に適する」と記されたトクホ商品が、高血圧への有用性を認められているといっても、やはりトクホは、「食品」であり、「薬」とは違いますので、その効能には限界があります。

 

どんな限界があるかというと、トクホで高血圧の「治療」まではできない、ということです。基本的にトクホ商品利用に適しているのは、「高血圧といっても医師から薬を処方されるほどのレベルではない」という人。「トクホ商品を積極的に飲食していれば医者の世話にならなくても高血圧が治せるだろう」などと、過度な期待はしないようにしましょう。

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