内臓脂肪と血圧の気になる関係

「内臓脂肪が増えると高血圧になりやすい」というのをご存知でしょうか。
実際、内臓脂肪が多く、いわゆる「メタボ体型」の人は正常血圧の割合が低く、高血圧である割合がかなり高くなっています。

 

内臓脂肪と血圧には、どんな関係があるのでしょうか?

 

内臓脂肪が増えると血圧が上がるメカニズム

 

内臓脂肪は、「単に脂肪として、じっと内臓にくっついている」というだけのものではありません。近年の研究で、高血圧につながる怖ろしい作用があることが分かったのです。

 

その作用とは・・・「内臓脂肪は、ホルモンと同様に体内の調節機能を左右する働きを持っており、内臓脂肪が過剰に溜まると、血圧および血糖値を上昇させるための成分を分泌してしまう」という作用です。

 

こうしたメカニズムがあるため、内臓脂肪が多い人は高血圧になりやすくなってしまうというわけです。

 

内臓脂肪型か皮下脂肪型かの見分け方

 

さて、脂肪が多いと言っても、内臓脂肪が多いのか、皮下脂肪が多いのかで高血圧リスクは大きく違ってきます。高血圧リスクが高いのは、内臓脂肪が多い人ですからね。

 

これを見分けるには、内臓脂肪と皮下脂肪を分けて測定してくれる体脂肪計を使うのが一番ですが、それがない場合は、鏡の前で裸になり、自分の体型が「おなか周りが太いリンゴ型の太り方か、腰・おしり・太ももが太い洋ナシ型の太り方か」を見るのが手っ取り早い方法です。

 

リンゴ型体型なら、内臓脂肪が多い可能性はきわめて高く、高血圧のリスクを下げるためにも、脂肪を減らす対策をとることは必須です。
幸いにも内臓脂肪は、「就きやすいが落としやすい」という特徴があるので、本気で生活改善の習慣に取り組めば、比較的落とすのが容易ですよ。

 

これに対して洋ナシ型の、皮下脂肪が多い人は、今のところ高血圧に関してのリスクを過度に心配する必要はないでしょうが、長年放っておくと「皮下脂肪型肥満が内臓脂肪型肥満に移行する」というケースもありますので、やはり脂肪を減らすための対策をとることは大切です。
皮下脂肪は内臓脂肪よりも落とすのに時間がかかるので、気長に少しずつ落として「将来の内臓脂肪型肥満への移行リスク」を減らしておきましょう。

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