医師による高血圧治療について

さて、これまでに挙げてきたノウハウを実践することで、高血圧はかなりの確率で改善できるようになるはずですが、たとえば「最高血圧が160を超えている」など、かなりのレベルの高血圧である場合や、「しばらく自分なりに工夫をしてみたが血圧の改善が見られない」などという場合は、医師の診断を受け、適切な治療をしてもらうことをおすすめします。

 

医師による高血圧治療の流れ

 

さて、医師による高血圧治療は、いったいどんな内容となっているのでしょうか。

 

よくあるイメージと言えば「いきなり降圧剤を出される」というものでしょう。
ですが、これはちょっと間違いで、実際には医師が「患者が抱える高血圧のリスクの高さ」を判断した上で、生活習慣の指導などから始めるか、いきなり降圧剤を処方するかを決めます。

 

いきなり降圧剤を処方される「ハイリスクの高血圧」がどんなものかというと。
まず、最高血圧180以上で最低血圧110以上の人は、ほぼ間違いなくハイリスクと判断されます。

 

ただし、たとえ血圧がそれ以下であっても、病気や遺伝・生活習慣などにおいて何らかの危険因子を抱えていると、それも加味されます。
ですから最高血圧が140程度であっても、その他の危険因子が多い場合、即座に薬を処方される可能性もあるということですね。

 

医師の診断を受ける決断は早目が吉

 

「自力での血圧改善には限界がある」「そもそも自分でどうにかできるレベルの血圧ではない」、と感じた場合は、できるだけ早く医師に診てもらいましょう。

 

たとえ同じ血圧であっても、早い段階なら血管の傷みも少ないですから、快復もそれだけ早くできる可能性があるというわけです。
逆に、動脈硬化がかなり進行した状態だと、たとえ降圧剤で血圧が正常値に戻ったとしても、「また血圧が上がると血管が危ない」という状態であることは変わりないので、降圧剤の服用をずっと続けなければいけなくなる可能性がきわめて高いのです。

 

高血圧も他の病気と同様に、なるべく早期の対処・治療が大切だということですね。

 

医師の指示・指導は絶対に守ろう

 

医師の指示・指導による高血圧治療を受けていても、その指示・指導を守れなければ意味がないどころか、大変な事態を引き起こしてしまうことにもなりかねません。

 

中でも、もっともやってはいけないことといえば、「自分で勝手に降圧剤の服用をストップさせてしまう」ということ。いきなり服用をやめてしまうと、降圧剤で抑えていた血圧が一気に上昇してしまい、非常に危険な状態となる可能性があるのです。

 

また、「薬を服用しろという指示は聞くけど、生活習慣指導は実践が大変だから守らない」など、医師の指示・指導を中途半端にしか守っていない状態だと、いつまでたっても高血圧の根本的な解決にはつながりません。

 

高血圧を治すことは、他の誰のためでもない、あなた自身のために必要なことだということを肝に銘

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